顎関節症
顎関節症

顎関節症は、顎の痛み、雑音、運動障害(口が開けにくい)の症状がある病気です。
顎の筋肉に異常を生じたり、顎の関節の隙間にあるクッション(関節円板)がずれてしまい顎の動きの異常や痛みが出る病気です。
一般的に最初は耳の前(顎関節)でカクカク音がするのに始まり、次第に痛み、口が開けにくいなどの症状が出てきます。カクカク音がする症状のみの時は、日常生活の改善。痛みや口の開けづらさがあるときは、積極的な治療が必要になります。
顎関節症の原因にはまだ不明な点が多いですが、歯の欠損、かみしめなどの悪習癖など歯科医院で治療すれば改善する要素は多くあります。
従来は噛み合わせの悪さが原因だと考えられてきましたが、近年では、多くの要因が絡んでいると言われています。例えば、噛み合わせの問題、関節の構造上の問題、ストレスや不安などからくる顔面の筋緊張、顎への外傷の後遺症などです。また、日常生活における習慣や癖なども大きく影響していることがわかりました。例えば、頬づえ、歯ぎしり、唇を噛む癖、食いしばり、うつぶせ寝の習慣、姿勢などです。スマートフォンや携帯電話、パソコンの長時間に及ぶ操作なども原因の一つです。
Q.症状が改善するまでの治療期間はどれくらいですか?
A.
顎関節は日常の生活において安静にすることができない部分です。よって症状により早期改善が見られる場合と症状を改善しつつ重症化の予防に努める場合があります。例えるとギックリ腰などの腰痛の治療に類似します。
Q.自宅でできるセルフケアや予防法はありますか?
A.
自己判断による治療は、症状の悪化につながる可能性があるため無理に開けようとしたり、逆に症状を奉仕に内容にしてください。多くの症状に共通するセルフケアは「かみしめないようにする」ことです。
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